採用情報|ポート株式会社
最初ページを開いたときに何の会社なのか分かりませんでした
HOMEからはマウスをスクロールさせて次のページにSEOのビジョンが書き連ねてあるのですがまだわからず、見終わって
採用情報をみたあたりでWEBデザインの会社だとわかりました。
冒頭のスライダーを開いた状態の
CPU の稼働率が80% -90%で開いているのが怖いです
冒頭のスライダー
全体でスクリプトを用意しているわけではなく、単純にスライダーを三つ並べて
rotateを303degかけて斜めにしているだけでデザインとしては左右に流れるスライダーで派手ですが、思ったような会社のイメージが出ているとは思えませんでした。
サイトの構造をみるとスクロールしているわけではなく、同じ場所に存在するコンテンツが7ページ分重なって配置されていて
スクロールをトリガーにopacityで透明度の上げ下げによって表示順位を切り替えています。
検証で消えたdivのopacityを1にすると表示されるということは、バックグラウンドでこの派手なスクリプトとコンテンツが、CPUとメモリを占有し続ける状態が7重に存在していて、冒頭で説明したCPU使用率になるのは当たり前だなと思いました。
一方でWEB制作の会社なので、見に来る人間がPCの構成に気を使ったハイエンド機を使用している前提なのかなとも、思いましたが、普通の人にみれないホームページを作ってはダメだろうなとは思いました。
ターゲットは新卒から中途採用までのエンジニア他のようです。
高齢の方の写真がなく、社員層が偏っているであろうことは考えました。
リクルートサイトであれば、会社のビジョンと沿革、賃借相対表、採用条件と採用実績が分かりやすく表示されていて、応募しやすいフォームなどがあり。
会社の信用がわかるデザインと構図にすべきと考えますので、このデザインは失敗していると思います。
一方で技術的な面をみると、画像スクロールにあわせてgradationを変更したり、色合いの変化が美しかったり見やすいメニューがあり
スクロール量にあわせて表示位置がかわる文字背景がありました。
事業紹介の部分はライトボックスとリンクが混在していて、拡大写真が必要なさそうなものが画面を占有したり、リンクしてしまったりしています。
社員紹介はそれぞれが素晴らしいですが、自分の希望する職種やジャンルに関わる人がきちんとカテゴリわけされておらず、探すのに苦労しそうだなと思いました。
どこに気を使っているのか、達成したいことが技術のお披露目なのか、採用したい社員を集めるためのサイトとして適切なのか考えると、
会社の技術も見せよう、社長もかっこよくみせたいし語らせよう、という部分が強くなりすぎてしまっている感じがしました。
HOME>VISION>COMPANY>採用条件>事業紹介>福利厚生と社員紹介>会社アクセスというような優先度でこういうサイトは作ればよいのだなと思いました。
Webサイト100選
エンジニアの技術レベルが高く勉強になるサイトです